漫画を読むのが好きでいろいろと読むんですがこの頃面白くて紹介したいなと感じた漫画を紹介します
それが『イサック』という漫画です
この作品を一言で言うなら『日本から来た傭兵が宗教戦争中のヨーロッパで無双する物語』です
時代は1600年代
ヨーロッパを舞台にカトリックとプロテスタントが宗教戦争を繰り広げています
日本では関ヶ原の戦い、それから大阪夏の陣が終わり徳川家が勝利したことによって戦は終結しました
そんな中、
日本から渡ってきた主人公イサックがプロテスタント側に雇われある目的のために傭兵として戦います
この作品の面白い、好きなところ
- イサックの活躍が気持ちいい
- 絵がキレイで好き
- 作者の時代背景の解説を読み想像がふくらむ
です
イサックの活躍が気持ちいい
ここがこの作品の面白さの醍醐味だと思います
イサックのスペックです
- 銃の腕がシモヘイヘ並（日本から持ってきた銃の力も大きい）で一発で戦況を一変させてしまう
- 近接戦闘も凄まじく刀だけではなくその場にあるものを使い騎馬隊に囲まれても倒していく
- 冷静さが常にあり臨機応変にその時の正解を見つけて行動することができる
やばすぎます、例えるならコードギアスの病気になっていないシンクウですね
そして
日本人が日本で培ってきた考え方、文化、戦い方が異国で火を吹き活躍するのが爽快で面白いと感じました
絵がキレイで好き
絵が丁寧で好きです
おそらくデジタルで描かれている漫画で線の強弱がなくスッキリしていて読みやすいです
そしてイサックとともに行動するゼッタという女の子がかわいいです
作者の時代背景の解説を読み想像がふくらむ
巻の途中や終わりにこの時代の歴史を解説しているんですが個人的にそれを読むのがめっちゃ面白いです
実際にこの時代に日本人がはるばる傭兵や奴隷としてヨーロッパに旅立ったという記録があるらしくこの時代の背景を知りマジか！ってなりました
当時の日本人の戦いや考え方はヨーロッパの人々にはどう映ったのか？ものすごいロマンを感じます
この作品はおそらくそういった、
もし日本人がヨーロッパの戦争で活躍していたらというロマンを描いた物語なんだと思いました
ちょっとネガティブな感想
これまでイサックのことをめちゃくちゃ褒めてますが個人的にここはこーだったらなぁっていうのがいくつかありました
- 主人公が完璧すぎる
イサックが強いのはいいんですがなんていうか人間的に弱いところがみたいなという個人的な感想ですなんか身長低くて気にしてるとか女の子に弱いとかそういう隙みたいなのが見たいと思いました
- 宗教戦争の解説はほとんどない
この作品では宗教戦争について具体的に解説されていません
そのため少しここらへんの知識を知っている前提で描かれているところはあると思いました
自分が単細胞並みの知能しかないのもあるんですが時代背景についてあまり知識がないため頭がこんがらがって死ぬことが何度かありました
どこと戦っていてその国はどこにあるのか？宗教は？そもそもなんで戦ってんの？等
なのでこの時代の背景を調べてまとめたいなと思いました
まとめ
この作品はロマン溢れる戦争漫画となっており中世の世界や主人公が強くて敵を圧倒してしまうのが好きな人はかなり刺さると思います
個人的にはこの漫画を読んでキリスト教の当時の宗教戦争について興味を持ちました
そのうち時代の背景などまとめられたらと思います
現在11巻（2021年9月）まで出ているため手が出しやすいと思います
自分はいっきに全巻買ってしまいました
興味を持ったらぜひ読んでみてください
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